【疲れない家事動線】共働き家庭にオススメの間取りとは?
【疲れない家事動線】共働き家庭にオススメの間取りとは?
この記事を読むための時間:3分
共働き家庭の仕事と家事の両立は大変。快適なゆとりのある生活がしたいけど、どのような間取りにしたらいいのでしょうか?
忙しい共働き家庭だからこそ、家事はラクしたいですよね。そのため、「疲れない家事動線」を作ることが大切です。
ここでは、共働き家庭が押さえておきたい家事動線のポイントと、家族が快適に生活できる家づくりの考え方について解説していきます。
忙しい共働き家庭はどんな家事動線がいいの?
仕事から帰宅して家事をこなす共働き家庭。仕事で疲れているし、スムーズに家事をこなしたいですよね。
共働き家庭が押さえておきたいポイントをまとめました。
水回りがまとまっている
家事は「水」を使うことが多いですよね。
まずはお風呂・キッチン・洗面・洗濯場などを一直線に配置することがポイントです。
帰宅して着替え・料理・洗濯をこなす場合、家事動線が近くにまとまっていないと、あちこち無駄に動くことになります。
これは、効率の悪さや疲労に繋がってしまうのです。
ご家庭に子供がいる場合、家事動線が一つになっていると、リビングで子供を見守りながら近い場所で色んな家事をこなすことができます。
また、水回りを近くに置くことで水の配管が一か所にまとまるので、コスト削減のメリットもあります。
散らからない!便利な収納スペースがある
「ここに欲しい!」という場所に収納があれはば、片付けがスムーズになりますよね。
帰宅したとき近くにシューズクロークやファミリークローゼットがあると、家族分の着替えや荷物を収納できる場所が確保できるのです。リビングに荷物やカバンが乱雑に放置・・・それを片付けるといったストレスがなくなります。
また、食材などを保管するパントリーがあるといいですね。
パントリーは、玄関の横とキッチンで共有できる形にすると、玄関から重たい荷物をキッチンに運ぶという移動の手間を省くことができます。
洗濯を干す・畳む・しまうが一か所に
洗濯は干すだけで終わりではなく、畳む・クローゼットなどにしまうといった一連の流れがありますよね。
この干す・畳む・しまうを、なるべく一か所にまとめるようにしましょう。
乾燥機付きの洗濯機や乾燥機が無い家庭では、洗濯をした後に干さなくてはなりません。重たい洗濯物を、2階や遠くにあるベランダへ干しに行くのは重労働ですよね。
特に共働き家庭は、朝の忙しさや天候の変化で洗濯物をすぐに取り込めないため、夜に室内干しをすることが多いでしょう。
洗濯場の上に物干し竿が設置され、すぐに干せるスペースがあれば、干すための移動ロスも省くことができますし、リビングが洗濯物だらけになることを防げます。
また、乾いた洗濯物を収納できるクローゼットが近くにあると、「しまう」も一か所で同時にできて便利です。
家族の生活リズムを考えた間取りにしよう
快適に家事ができるような家事動線を意識するのと同時に、考えてほしいことがあります。
それは「家族の生活リズム」。特に共働き家庭では、夫婦の出勤リズムを念頭に入れてから間取りを考えましょう。
どちらかが夜勤がある仕事だったり、出勤時間が早い&遅いなどリズムがあると、生活音にも気をつけなければなりません。
このようなプライベートの環境を大切にしたい部屋は、生活音がしやすい空間の横に設置しないようにしましょう。
快適な家事動線と生活リズムを大切に
忙しい共働き家庭が暮らしやすい間取りを考えるには、快適な家事動線と夫婦の生活リズムに合った間取りづくりがポイントです。
快適な家事動線は、家事をなるべくひとつの場所に集め一本化すること。一度家事をする人の動きをペンでなぞってみると、家事の流れを視覚化できるのでおススメです。
家族がそれぞれどのような暮らしにしたいのか?話し合ってみましょう。
共働きだからこそ、夫婦が協力し快適に家事ができる家づくりが大切です。ぜひこの記事を参考に、楽しく計画してみてくださいね。