リフォーム時の仮住まい、ペットは一緒で大丈夫?選ぶポイントを解説
リフォームの間の仮住まい。ペットも一緒に暮らしたい
この記事を読むための時間:3分
マイホームの建て替えや大がかりなリフォームの際は、一時的に仮住まいに移り住む必要があります。リフォーム箇所や住環境、季節など条件によって工事の期間はさまざまですが、部屋の改装は数日~数週間、増築は1ヶ月~2ヶ月、建て替えは4ヶ月~1年が目安。
そこで気になるのは、一緒に暮らすペットのことですよね。仮住まいでの生活が数日間で済む場合はペットホテルや友人に預けられますが、リフォーム期間が長いときは、やはり一緒に過ごしたいものです。
この記事ではペットと一緒に入居できる仮住まいや、意外と見落としがちな利用時の注意点について解説します。
ペット可の仮住まいはどうやって探せばいいの?
そもそもペット持ち込み可の仮住まいには、どんなタイプがあるのでしょうか。
ペット可の短期賃貸物件を探す
短期の出張や滞在、受験などでよく利用されるのがウィークリーマンションやマンスリーマンションなどの短期賃貸物件。
1日~月単位で借りることができるこれらの物件はネット環境や家具・家電があらかじめ用意されているところも多く、身軽に入居できるのがポイントです。また長期滞在になるほどホテルなどの宿泊施設よりリーズナブルになります。
費用は賃料+清掃費が基本で、光熱費は賃料に含まれている場合と、別途請求される場合とで分かれています。ペット可の物件の中には、退去時の部屋の状態次第で別途消毒・清掃費がかかるものもあるので、契約時にはよく確認しましょう。
ペット可の宿泊施設を探す
ホテルや旅館などの宿泊施設でもペット同伴可としているところがあります。清掃や洗濯のサービス付きでいつも快適に過ごせるのがポイントで、短期滞在ならば、ウィークリーマンションよりも滞在費を安く押さえられる場合も多いです。
基本的には宿泊費にサービス料など全てが含まれていますが、部屋の備品や壁紙などを大きく破損してしまった場合は弁償しなくてはならないことも。利用前に規約をよく読んでおくことが大切です。
ペットホテルや長期預かりサービスを利用する
どうしてもペット可の仮住まいが見つからないという場合は、ペットホテルや長期預かりサービスを利用するのもひとつの手。
預かりを専門とする業者から、動物病院やペットサロンのサービスの一貫としてペットの受け入れを行っているところもあります。
ペットの種類や大きさによって費用は1泊1000円~10000円とさまざまです。
仮住まいにペットを持ち込むときの注意点
ペット可の仮住まいに入居するときは、どんなことに気を付けるべきなのでしょうか。
飼っている動物を伝えて念のための確認を
「ペット可」としている短期賃貸やホテルでも、動物の種類によっては断られるケースもあります。
仮住まいの候補が決まったら、念のため相手方にペットの種類や数を伝えて確認してみましょう。
ペット用品は基本的に持ち込み
ペット可の短期賃貸ではペットフードやエサ皿、トイレやケージなど、ペットの生活に必要な物は基本的には自分で用意しなくてはいけません。またペットにとっても、自分や家族の匂いが付いたものが側にある方がリラックスできます。
ペット可の宿泊施設もペット用アメニティが充実しているところから、備品の貸し出しが行われていないところまでさまざまなので、宿泊前にはしっかりと確認しておきましょう。
防音のしっかりした所を選ぶ
ペット可の仮住まいには、動物好きな人ばかりが入居しているわけではありません。大きな鳴き声や物音が、隣や階下の部屋の住人に迷惑となってしまうことも。
仮住まいを選ぶ際には、なるべく防音に優れたところを選び、防音シートや防音カーペットなどの対策を考えることが大切です。
マナーを守って過ごそう
ペットのトイレに関するマナーは、守れていないと近隣住民とのトラブルのもとになります。
共用スペースでのペットのトイレはなるべく避け、汚してしまった場合にはきちんと始末をしましょう。
施錠はしっかりと
ペットの脱走や盗難を防ぐため、窓やドアの施錠はしっかりと行いましょう。ちょっとした外出や、家事などで目を離すときにも注意が必要です。
まとめ
住環境の変化は、人だけでなくペットにとっても不安やストレスの元になり得ます。費用や目的、ペットの性格に合わせて、最適な仮住まいを見つけてくださいね。
前の記事へ
« 【疲れない家事動線】共働き家庭にオススメの間取りとは?