戸建てをリノベーションして後悔した人は多い?失敗を防ぐ対策を解説!
住まいの選択肢の一つとして、中古住宅を便利にリノベーションして住もうと計画している方は多いのではないでしょうか。上手くいけば新築で探すよりも断然お得に、理想の住まいを手に入れることができますが、失敗することを考えるとなかなか踏み切れないですよね。
この記事では、戸建て住宅をリノベーションしたときの失敗談や、後悔しないための対策をご紹介します。これから、リノベーション工事を考えている方は、ぜひ読んでみてくださいね。
この記事を読むための時間:3分
リノベーションとは
リノベーションとは、すでにある建物に改修工事を行い、その性能を向上させたりライフスタイルに合わせた住まいに改築したりするなどして、住宅としての価値をプラスすることです。住宅に手を加えるという点が同じなのでリフォームと混同されがちですが、リフォームは、古くなった建物に修繕を加えることで当初の性能に戻すことが目的であるため、意味合いは違います。
戸建て住宅のリノベーションでよくある失敗と対策
戸建て住宅のリノベーションを行う際によくある失敗談の例をご紹介します。それぞれの対策もご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
思ったよりもお金がかかった
いざ工事に着工してから住宅の瑕疵が見つかり、追加の工事が必要になってしまった!というケースは、意外とよくある話です。また内見時には問題なく使用できていた設備が、住み始めてから壊れてしまうことも。こういったトラブルによって、当初の見積もり額よりもオーバーしてしまうことがあります。
お金の計画はしっかりと
予想できる範囲のトラブルや欠陥、その修繕に伴う金額は、打ち合わせの段階で聞いておくのがおすすめです。また、その際に予算は多めに見積もっておくと安心です。無理してしまっては、その後の住宅ローンや生活費に支障が出てしまうので、お金の計画はしっかりと行いましょう。
ご近所関係が悪くなった
新築同様、いざリノベーションを終えて住み始めてから、ご近所トラブルに巻き込まれたり問題に気付いたり…ということがあります。リノベーションの際の工事音や、引っ越しの際のゴミ出しがトラブルに発展してしまうケースもあるかもしれません。
ご近所トラブルを避けるには
リノベーション工事の始まる一週間前には、近隣住民に挨拶を済ませておきましょう。留守だった場合や、接触を避けたい場合には、手紙を投函する方法もおすすめです。また内見の際に周辺の環境をチェックすることはもちろんですが、できれば時間帯や曜日を変えて周囲の様子を下見に行くことで、週末だけうるさかったり夜の治安が悪かったりといったトラブルを回避できます。
寒さや暑さが気になる
古い住宅では、住み始めてから寒さや暑さが気になってしまうケースが多く見られます。築年数が浅く断熱性能の高いマンションから引っ越してきた人は、余計に気になるポイントかもしれません。
断熱リフォームも検討しよう
熱い夏や寒い冬を快適に過ごすには、断熱リフォームを検討しましょう。窓をペアガラスにしたり、断熱シートを貼る方法もあります。内見や打合せの段階で、専門家に相談してみてください。
理想通りにならなかった
間取り変更をしたり住み心地よく設備を工夫したりなど、自分好みの家に仕上げられるのが、中古住宅をリノベーションする上での最大のメリットです。しかし、業者との打合せがおろそかになってしまうと、思い描いた家と大違いで、完成してから後悔してしまう…というケースもあります。
業者選びは慎重に
思った完成図とは違ったという事態を避けるためにも、信頼できるリノベーション会社を選びましょう。リノベーションを行う業者のなかには、自分たちの利益ばかりを考えていたり、打ち合わせや工事がずさんであったりする会社もあります。
しっかりとホームページや口コミを確認して、魅力を感じる会社を見つけたら、メールや電話で問い合わせをしてみましょう。打ち合わせの際には、SNSなどの写真やイラスト、必要に応じて3DやVRを活用しながら、入念にイメージの共有をしましょう。
まとめ
いかがでしたか。戸建て住宅をリノベーションしたときの失敗談や、後悔しないための対策をご紹介しました。住宅に関する知識があれば、トラブルを避けやすいリノベーションですが、自信のない方は、ぜひ一度、リノベーションの専門家に相談してみてくださいね。
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